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イタリア紀行14~完結編~ [イタリア紀行]

満腹のツアー一行。いよいよ帰国へのバスに乗り込みます。
毎日お世話になったクールマイユールのバスターミナルともお別れ。


名残惜しかった。またバスに揺られていろんな所へ行ってみたい。

3時間ほどバスに揺られて、トリノ空港へやってきました。ここからローマへ向かいます。


最初は「トリノー!」「オリンピック!」とはしゃいでいた私達でしたが・・・ある人がぽつり。
「ねえ、私たちの前の便、機材トラブルで欠航になってる。やばいんじゃない?」
へ?前の便なら影響ないんじゃないですか・・・?と思ったのですがここからがトラブルの始まり。
待てど暮らせど、搭乗案内が出ず。2時間以上も足止めをくらうことに

でもまだ、この時はみんな余裕があったのです。「ローマでお買い物する時間なくなっちゃったー」
って言っていたくらいだから。
そしてさらに待つこと1時間。日も暮れかけた頃、アリタリア航空機はやっとローマへ。


南に下っているのはわかるんだけど、ローマってどのへん?
アルプス以外頭に入っていない、呑気なわたし。
国内線ではすぐ出された!?ジュースクッキーでひといき。
このクッキー、前はセガフレードというコーヒー屋で売っていたのです。
好きだったのに最近売らなくなったので嬉しかった。また日本で売ってくれないかしら?

添乗員さんにはこう言われていました。
「もうローマでは時間がありません。成田便の搭乗口まで走ってもらいますよ~!!」
腹が減っては戦はできぬ。(笑)

でも、時既に遅し。
20時発のローマ発成田行きの便は出発した後でした。
これがアリタリア航空クオリティ、と誰かが言ったか言わなかったか・・・。

帰りがミラノ発じゃない、ってところからなんかおかしかったんだよなぁ。(泣)

ここから添乗員さん孤軍奮闘。
旅行会社から各連絡先に帰国遅延の連絡をとってもらうのに、参加者ひとりひとりに連絡先の
確認をとったり、航空会社のカウンターホテルの交渉をしたり。
あからさまに態度が悪くなった参加者にも丁寧に対応したりして、大変そうでした。

もし、本当の一人旅でこんなトラブルに巻き込まれたら・・・
ホテルの交渉なんてできないし、どう行動してよいか分からずに空港で一晩過ごしたことでしょう。

昔、添乗員に憧れたこともあったけど、今回の対応みていたら本当に大変なお仕事なのだと
思いました。

夜23時過ぎ。預けたスーツケースは取り出せず、手荷物だけを携えてホテルへ移動。

空港近くの安っぽいホテルに連れて行かれました。
どーせなら、市内のホテルがよかったなあ・・・まあアリタリアの用意したホテルなので仕方ありません。

夜中0時過ぎ。やっと夕食。夜中だけどお腹ぺこぺこ。がっつり食べました(笑)
やっぱりトマトソースのパスタが美味しかった。この旅で大好物になったルッコラもお約束。


手荷物に歯磨きと化粧水が入っていたので助かりました。
日本みたいに歯ブラシ、パジャマ付いてるわけではないし。近くにコンビニもないし・・・。

声がよく通るホテルで(´・ω・`) 添乗員さんが会社に連絡を入れる電話の声を聞きながら就寝。

翌朝念のため、自分が持っていた携帯で会社に電話を入れてみたら事情が全て
バレていました(笑)
旅行会社から連絡が入ったとき、部長は爆笑したらしいです・・・。

一夜明け、今度こそ帰国します。自分がどこにいるのか全く把握できませんでした。

クールマイユールの山景色が懐かしい・・・。最後がこんな景色だなんて。

これはローマ時代の遺跡だそうです。大きな遺跡でした。どこだったんだろ?

ローマ空港で再度チェックイン、ミラノへ戻ります。
空港でみかけたパルミジャーノ・レッジャーノの広告。アイディアに感心!お気に入りです。


航路は前の日とほぼ同じみたいです。海がきれいでした。

やっとミラノから成田行きの便に乗り、帰国の途につきました。
窓際、スイス側だといいな・・・と思ったらまたオーストリア側だった!
アルプスに最後のお別れを。


バイバイ、アルプス。いつかまたね!!

シベリア上空の暮れない空。白夜と夜の境目を飛んでいる、あいまいな感覚が好き。

長い飛行時間も、過ぎてしまえばあっという間。
いろんな思い出を連れて、成田に帰ってきました。
が・・・。が!?

痛恨のロストバゲッジ!(-ω-;
そう、あのローマ空港でのドタバタで、人間は帰ってきたのに荷物はローマに置き去り・・・。
最後で締まりの悪い旅になってしまったのでした。
ツアーのみなさんとのお別れも、苦笑いつき。(^^;
荷物は翌日、アリタリア航空から無事戻ってきましたけどね。

7月からののんびり、まったりのイタリア旅行記もこれにておしまいです。
書ききりましたー!!(嬉)
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました!

そしてメリークリスマス。楽しいクリスマスを♪


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イタリア紀行13~Dolonneの集落~ [イタリア紀行]

最後のハイキングから大慌てで降りてきたDolonneの集落。
観光地化しているクールマイユールの中心部とは違って、落ち着いた素朴な村でした。
時間がなかったので写真も大慌てでしたが、よかったら見ていってください。

Dolonne,Italy


これは前の記事でも紹介した村のはずれにあったかわいい家。

細長い道に沿って集落が形成されています。

ニューシネマパラダイスの映画を思い出しました。
舞台になった村とは全然違うけど、山奥でもフランスに近くても、ここはやっぱりイタリア

家の壁にもTMBサイン。この旅最後のTMBサインになりました・・・。

そして上にはキリスト様が。

ふと視線を移したら、猫がわたしを見下ろしていた。

なかなか視線くれなかったんですよ、このにゃんこ。
このあと「フン」という感じで部屋の中へ戻っていきました。バイバイ。
一緒に写真撮ってたお兄さんも肩をすぼめてた。

走るようにホテルに戻り、なんとかツアーの皆さんとのランチに間に合いました。
花いっぱいの夏景色。今見ると懐かしい。

なんでもないトマトソースがとんでもなく美味しい。
思わずうなってしまった。イタリアってやっぱりすごい!

総勢16名で食べまくりました(笑)
でも食べておいてよかったのです。この後23時まで食べられなかったんだから。。。

いよいよ帰国します。でも一筋縄ではいかなかったのだ。それはまた次に。


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イタリア紀行12~ラストハイキング~ [イタリア紀行]

楽しかったイタリアの旅も最終日。帰国する7月24日となりました。
この日に限って、部屋のバルコニーからの写真はなし。ちょっと焦っていたので・・・。
ということで7月22日、いままでの写真と別方向を撮ったバルコニーからの写真です。

手前の山の向こうに、モンブラン山塊がみえますね。

最終日の行動予定を、私は悩んでいました。
ホテルはお昼にチェックアウト。帰国に向けての出発は14時。じゃあ午前中は何をするか?
24日は写真のようなアルプスは見えませんでした。曇りです。
それでも近場で帰ってこれるハイキングを選ぶか。長閑な村でお土産ショッピングか。
うーん・・・。
前日のクリームたっぷりのディナー、朝食でバターたっぷりのクロワッサンを2個(それもリコッタ
チーズジャムまで塗りたくって頬張っていた^^;)ハムやらチーズを平らげたとなれば・・・
時間はないけど、ハイキング決定ー!
ツアー参加者のおじいちゃまから「えらんさんは、このへんの山を歩き倒すつもりやな。結構結構。」
という言葉を背中に受けて、ホテルを飛び出しました。

お昼はツアーの有志でピッツェリアへ行くことになっていて、待ち合わせが12時半。
待ち合わせの前にシャワーを浴びたいから、ホテルに戻るタイムリミットは11時半。
手元の時計は9時。うわあ、時間がない。
とりあえず、行ける所まで行くことにしました。
登りで使える時間は1時間半、下りは1時間として計算です。

上の写真、下のほうにゴンドラがあるのが分かりますか?
このゴンドラ、こともあろう休止中で(泣)
自分の足で、このアルプスが見えるところまで登ろうという目論見です。

クールマイユールの集落からいったん下り、川を渡って反対側のDolonneという集落を目指します。
ところが川を渡ったものの、集落の入口がまったくわかりません。
大回りして、集落の端から攻めることになりました。時間のロスだ~(涙)


時間が無い中、かわいい建物だったので思わずパチリ。

どこだ!?ツール・ド・モンブラン。ゴンドラと「TMB」の文字を探さなきゃ!

あった~!!

村の真ん中に牛さん用の水飲み場がありました^^;

ちょうど向かいがスポーツ用品店で、ご主人とおぼしき方が水を撒いていたので念のため地図を
指差し「この道でOK?」と聞いたら「OK!」とのお返事。
じゃあいいのよね、と歩き出したのですが、そこにあったのは・・・

キッズパーク!?
TMBの文字も見当たらないし・・・。
通りがかりのおばちゃんもニコニコうなずいているけど、右?左?まっすぐ?
頭の中が???で埋まっていたのですが・・・ふとキッズパークの奥をみたら、ありました。
キミを見つけるのに体力全部使っちゃった気分。

手元の時計は既に10時近くを指しています。
どこまでいけるかわからないけど、時間の許すところまで登る事にしました。

日本のそれによく似た森の中を入っていきます。

とにかく登ります。時間が無い。
こんな速さで、山歩きしたことない・・・。あっという間に息が苦しくなってしまった。
時間と高度計をみながらひたすら登りました。苦しい・・・。もう諦めて帰ろうかな?


少し見晴らしのよいところに出たら、クールマイユールの集落が見えました。
この景色に満足して下りようか、どうしようか・・・。
時間は10時20分ころ。無理はせずに下りようかな。苦しかったし・・・。

そう思いながらも足はずんずん前に進みます。
こういうときの私はなぜか負けず嫌い。普段の生活でもこの根性が出ればよいのだけれど^^;

ゴンドラの終点が見えてきました!だけど・・・

傾斜キツいし、時間も10時半回っちゃったし、もう帰らないと。ダメだったか。残念・・・
  と思ったそのとき、目に止まったこんなもの。
Good Luck Charm!! 

自分勝手な解釈だけれど、てんとう虫に「行っておいで」と背中を押された気になって
ここから斜面をもうひとがんばり、登ってみることに。

そうしたら、ほんの少しだけど見えました!雲のあいだから一瞬のアルプス。

ほんの一瞬。山は雲に隠れていきました。でも見られてよかった。ありがとう、てんとう虫くん。


この日のゴール、Plan Checrouitの標高は1,701m。
Dolonneの集落との標高差500mをほぼ1時間で登った計算になります。
我ながらこれにはびっくり。やればできるもんですねー。

ここからさらに4時間ほど歩けば、前日歩いたエリザベッタ小屋に行くことができます。

でも感慨にふけっている時間はありません。ここからクールマイユールまで1時間。
私に残された時間は45分。さあ、急いで下りなくちゃ。
  

下りも新記録なみのスピードでした。
(でもダブルストックの外国人トレッカーにばんばん抜かれたけどね)

団体ツアーの合間をぬってイタリアアルプスを歩くハイキングはこれにておしまいです。
次はなかなか風情のあったDolonneの集落と、大混乱の帰国編。
なんとか年内に旅行記、書ききれるかな。こちらもゴールがみえてきました。


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イタリア紀行11~ヴェニ谷ハイキング2~ [イタリア紀行]

ヴェニ谷ハイキングの続き。
エリザベッタ小屋への、まっすぐな道。
  

このあたりは湿地帯になっています。


トイフェルスクラレ。前回この花が登場したフェレ谷の記事は8月です・・・スローペースorz

登山に来たんだな、と改めて感じた一瞬。(ハイキングだけどね)

氷河も近づいてきました。だけど今にも雨が降ってきそう・・・

平坦部分が続いた分、エリザベッタ小屋直前の坂道はちょっとキツかった。
だけど、小屋が見えてくると頑張れます!

石造りの素敵な小屋ですね。

小屋の傍らにはマリア様がいらっしゃいました。

エリザベッタ小屋、2,195mに着きました。ささ、ランチランチ。

毎度のことですが言葉が全くできない&東洋人なので、意思を伝えるのに一苦労(´・ω・`)
切符のよさそうなマダムが「何か食べるんだよね?」とボディランゲージで聞いてくれたので
助かりました・・・。

名物のポレンタは予想通り日本人なら4人分の量&私は嫌いなので(笑)こんなものを。

地元名産フォンティーナチーズ入りのサラダ&パンナコッタ&カモミールティ。

変な組み合わせだけど何か食べないともたないし、かといって晩御飯の量を考えると
そんなに食べられないし、甘いものも食べたいし・・・の苦肉の策です(^^ゞ
山小屋で食べるパンナコッタ、美味しかったです。生き返りました。

トイレもこっそり覗いたシャワーもとてもきれいなエリザベッタ小屋。内装もかわいかった。
お世話になりました。

小屋を出た辺りから、心配していた雨が落ちてきました。
あーあ。朝はあんなに晴れていたのに・・・
雨具を着込んで出発です。
タバコをふかす小屋のお姉さんにバイバーイ、と見送られて急いで山を下ります。

下山の前に、小屋の向こう側を眺める。ここを2~3時間歩くとフランスとの国境です。
フランスでもスイスでもいい、自分の足で国境を越えてみたかったな。

雨は本降り。
雨に煙る山を眺める余裕も無く、ひたすら前を向いて山を下りました。
出発があと1時間早かったらもう少しゆっくり楽しめたのに。後悔先に立たず。

バスが来るまで木陰で30分ほど雨宿り。クールマイユールの村に戻った頃、ツアーのみんなも
帰ってきました。
聞いてみたらグランパラディーソ見物は、上高地の大正池~河童橋のような平坦コースだったとのこと。

そんな話をしながら、宿での最後の晩餐です。毎日ハイキングしていたけどこの量は食べすぎでした。


カネロニに肉と豆の煮込みにサラダにティラミス
最終日でやっとティラミスにありつけた・・・(昼にパンナコッタを食べた記憶、飛んでます

添乗員さんおごりのワインも入り、深夜までにぎやかな晩餐でした。


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イタリア紀行10~ヴェニ谷ハイキング1~ [イタリア紀行]

イタリア紀行もパート10になりました。
まずいですねー。成田帰着が本当にクリスマスになりそう・・・。

旅行はまだ5日目。7月23日、部屋のバルコニーからみた景色。

ツアーのみんなはイタリア最高峰、グラン・パラディーソ山を見るツアーにでかけていきました。

私は今日はツアーを外れてのんびり一人ハイキング。なのでゆっくりです。
(ハイキング出発をゆっくりするとロクなことにならない、とこの後知るのですが。)
今日はフェレ谷と村を挟んで反対側のヴェニ谷へ向かいます。

3€でバスの一日券を買い、ヴェニ谷までバスに揺られます。時間は30分。
バスは1時間に一本なので、逃すと大変。気をつけてね。
バスはアルプをぐいぐいと登っていきます。

森の中にキノコ取りをしている人たちを発見!
何のキノコだったのかなあ。ポルチーニだったら相当途中下車したかったかも・・・。

バスの終点Plan de Lognan 1,676m に着きました。

ここからアスファルトの道をしばらく登ると、車止めのゲートに出ます。
ん? 
落石、死の危険!とか書いてあって穏やかじゃありません。
かなりびびったんですが、私の行くルートではないのを確認して一安心。
ここから歩いて2時間のエリザベッタ小屋を目指します。

ゲートにあった案内板。お昼のおすすめはとうもろこしの粉を練った「ポレンタ」みたい。

でもね、ポレンタ、私大嫌いなの!(爆)
まあどのみち一人で食べられる量が出てくるとも思えないし、テキトーに何か食べようっと。
(ハイキングの前からお昼の心配・・・

最初はこんな道を歩きます。

雪を抱いた山がすぐ近くに見えて、テンションも上がります。が・・・やばい、曇ってきた。


花の種類は少なめ。でも楽しませてくれます。


アルプスがすぐ近くに見える感覚が分かるでしょうか。
もっと、もっと見たい!自然と足が前に進みます。


なんかもう、山が大きすぎて言葉になりません。迫力ありすぎです。
行ったことはないけれど、アルプスよりカナディアンロッキーって雰囲気?


視界がひらけたところがちょうどエリザベッタ小屋への中間点。
1,941mまで登ってきました。

アウトドアブランドの広告に出てきそうなカップル。


曇り空から突き出たところが尖りすぎていたからかな。
イタリアアルプスをみて初めて「怖い」と感じた風景。
手前の丘になっているところはMiage氷河のモレーンです。
モレーンの上にはトレイルがついていて、簡単なBarもありました。
人気のハイキングコースのようで、たくさんの人が訪れていました。

私も寄り道したかったんですが、目標のエリザベッタ小屋はまだまだ先。
雲行きも怪しくなってきたので先を急ぐことにしましょう。
なにもここで雨女の威力発揮しなくたって(涙)

続きます。


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イタリア紀行9~エギーユ・ドゥ・ミディから~ [イタリア紀行]

標高3,842m、エギーユ・ドゥ・ミディから。

グランドジョラス4,208m。

地図を見るとGrandesJorassesとなっています。いくつかの峰々の総称のようですね。

モンブラン4,807m。

気温は2℃。下から吹き上げてくる風の冷たいこと!
暖かい室内に逃げたかったけど、寒さは我慢して気の済むまで山の眺めを楽しみました。
う”-、でも寒かった(>_<)

観光のトップシーズンだからか、フランスのシャモニ側から登ってこられた方々は展望台を
降りる時間が決まっていたようです。滞在時間はだいたい20分。
ツアーの添乗員さんが声を張り上げていました(^_^;

イタリア側から来た私達はみんなが飽きるまで、という感じでしたからこれも私にとっては
ラッキーでした。
でもやっぱり寒かったのでお茶。  
えらんさん、また食べてんの?とつっこまれた(^^ゞ 

名残惜しいですが、イタリアへ帰ります。


さよなら、エギーユ・ドゥ・ミディ。

モンブランの裏側はギザギザの険しい山容でした。

向かいのゴンドラはエギーユ・ドゥ・ミディ行き。

行きのゴンドラに向かって撮っています。



山を降り、トリノ小屋まで戻ってきました。

山上の風景は夢のよう。今思うと幻を見たようです。別世界でした。

ツアーのみんなは早々にクールマイユールまで降りてしまいましたが、名残惜しくて
私は少し残ってお散歩していくことにしました。

トリノ小屋付設の植物園。

しばらくここでぼーっ。お天気もよくて冷えた体を温めるにはちょうどよかったです。

ラ・パリューまで降りたものの、クールマイユール行きのバスが来なかったので
しばらく歩いてみました。

きれいなゼラニウム!

色の混ぜ方が上手で華やかです。スイスでは単色ですっきりまとめた花壇が多かったかな?
こんなところにも、なんとなくイタリアを感じました。

いいお天気です。てくてく。

てくてく。

グランドジョラスの南斜面ですね。

思わず足を止めたくなる風景ばかり。

ラ・パリューとクールマイユールの中間点辺りまで来た頃、バスがやってきました。
クールマイユールまで歩こうかと思っていたけどちょっと疲れていたので、
バスに乗っちゃいました。

今、この写真達をみていると、あの夏の一日がほんとにうそみたい。
わたし、本当にこの景色に会ってきたんだろうか?って思います。眩しい夏の思い出。

現実の生活は・・・だいぶ涼しくなりましたね。いい香りに立ち止まると金木犀が佇んでいたり。
その一方で風邪が流行っているようです。私も例に漏れず・・・。はっくしょん。

もうしばらく、イタリア夏の旅が続きます。


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イタリア紀行8~MontBranc!!~ [イタリア紀行]

イタリア紀行、ひさびさにいきます。(久々なので長いです・・・)

旅行4日目、7月22日の朝。ベッドからずるずると這い出して、部屋のバルコニーからみた景色。


お。今日はなかなか天気いいかも!目が覚めましたよ。

今日は旅行2日目に行く予定だった、モンテ・ビアンコ(モンブラン)のイタリア側展望台
エルブロンネル(Punta Helbronner)へ行くことになりました。
寒いですから、防寒きちんとしてきてくださいねー、とは添乗員さんの注意事項。
クールマイユールから村のバスでロープウェイの駅、ラ・パリュー(La Palud)へ向かいます。

日本では有り得ないようなちゃちい作りのロープウェイでエルブロンネルへ登ったものの・・・。
雲の中?全然見えない・・・。
とりあえず、エルブロンネルの展望台に着きました。標高は3,462mあります。
既に富士山の8合目か、9合目あたりの標高です。
私は2,800mを超えると浮腫みが出るので少しどきどき。高山病、出ませんように・・・。


これはGiant's Toothというピーク、4,014m。雲の合間から顔を見せてくれました。
最初の写真にもぴょこんと写っています。どれか分かるかな?

さあ、問題はここから。
エルブロンネルからはフランス側の展望台、エギーユ・ドゥ・ミディまでロープウェイが
かかっています。
これが本当にきまぐれ。
夏の間しか運行されておらず、天気がよくても風が吹いたらすぐに運行ストップ
運よくフランス側に行けても、帰りはロープウェイ止まっちゃった(@_@;なんてこともあるそうで。
ここに4回来ている添乗員さんも、フランス側へ渡れたことは一度もないとのこと。
むむむ。今回はどうなんですか!?  ・・・ごくり。

Yes!!今回はフランス側へのロープウェイ、動いてました!\(^o^)/

フランス行きのロープウェイ代はツアーの中に含まれていなかったので、ここで追加料金を
払いフランス側へ行ってみることにしました。
運よく動いているロープウェイ。ここで引き返すなんてできるわけがない。
高山病なんか知るもんか(←ヤバいでしょ、それ)  行きます。
フランス!


ザイルを持った人たちは、ロープウェイの下に広がる雪原を歩くパーティ
でも、ジーンズで行って大丈夫なんですか・・・。すごい軽装だし。


エギーユ・ドゥ・ミディへの最終は16:15。手書きのビラがイタリアらしいというか。

ここで日本語を目にするとは思わなかった。

ロープウェイが来ました。4人乗りのゴンドラが3連。

ツアーの一番おしりにいた私。係員さんに4人ごと区切られたら一人だけはみ出しちゃった!
後ろを振り返ると・・・一緒のキャビンに乗るのは白人のファミリーでした。
タメ息。英語が出来なくて後悔するのはいつも、こんな時。
これからの何分か、針のムシロ決定です。ああなんてこと。。。
えらんさん一人で大丈夫?じゃあね~。とツアーの皆さんに哀れんでもらいながら
キャビンに乗り込みました。


トレースをたどるパーティ。さっきの人たちかな?

雲の中にすっぽり入っているようで、景色はまったく見えません。
鉄塔付近を通るときに、岩肌が少し見えるくらい。

ファミリーはパパとママと小学生くらいのお嬢さんがひとり。
えっと、とりあえずBuongiorno!と挨拶してみました。
そうしたらBonjour、と返事が返ってきた。そっか、フランス人なのね。。。と思っていたら。
英語で話してる!
え、どうして??フランス人じゃないの???
たまらず「どちらからいらしたのですか?」と聞いてみたところ
パパが「オーストラリアからだよ。」 なーんだ、早く言ってくださいよ~。
(言ってもらったところでコミュニケーションはままならないのだけれど)
「君は日本人でしょ?コンニチハ、ドモアリガトー、イチバン!」
日本語を話してくれました。
さすがインターナショナルな観光地。白人の方だからって、イタリア人とは限らない。
だけど私はイタリア人とフランス人とオーストラリア人の見分け、全く出来なかったのに
彼らはどうして私を日本人と分かったの?
(簡単。キャビンに乗る時、日本語を指差して大騒ぎしていたからだ。)

ビミョーな作り笑顔で語学力不足をごまかしながら(^^;時間をやりすごしていると・・・。

もしかして。

晴れてきた!?

晴れてきた!!!

オージーファミリーと大喜び。どうなることかと思ったけど、息を呑む絶景にひたすら感嘆の
声を上げ続けたのでした。
オージーパパが、こっちこっち、と言うので反対側に振り向いたところ。

この姿は、もしかして。

モンブラン!

やったー!見えた!!!

あら。つい興奮してしまって(笑)
今思い出しながら記事を書いていても大興奮のパノラマでした。

ロープウェイは無事にフランス側の展望台、エギーユ・ドゥ・ミディに着きました。
陽気なオージーファミリーとばいばい、と手を振って別れ、ツアーのみなさんと合流。
4度目にして初めて渡れた添乗員さんともハイタッチで到着を喜び合いました。
私は初めてで来れちゃったから、相当ラッキーだったと思いますv(^^)v
チェルビーノでは山に雲隠れされて残念な思いをしましたから、モンブランが見えて
本当によかった!

あ、遅れましたがモンブランはヨーロッパアルプスの最高峰。標高は4,807mです。
なだらかな山容なので、そういうふうには見えないかな。でもほんとです。

富士山より高い展望台。気温は2℃でした。

Tシャツ、フリース、ゴアテックスの雨具で防寒しても寒かったです。
もう一枚セーターをプラスか、ニットの帽子や手袋が必要でした。

今日の最後の写真はエギーユ・ドゥ・ミディから。
技術さえあれば、是非ともこの雪原を歩いてみたかった。

うしろのすっぱり切れ落ちた斜面を持つ山はグランド・ジョラス。
世界3大北壁だったかな?アイガー、マッターホルン、グランドジョラス。
そのうちのひとつです。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。
でもまだまだイタリア紀行は続きますよ~。

*ちょこっと日記
12月に仙台で行われるフィギュアスケートのNHK杯、ファンクラブ向けの
チケット抽選がありました。
第一希望は外れたけれど、めでたくチケット当選!
(ファンクラブ向けと言っても・・・3人で応募して当ったのは私だけでした)
モンブランといい、想いが通じてよかったです。多謝。


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イタリア紀行7~州都Aosta~ [イタリア紀行]

ブレイユ・チェルビニアから1時間ほど。山を降りてヴァッレ・ダ・アオスタ州の州都
アオスタにやってきました。


暑いなあ・・・

水を飲みたいのだけれど、ツアーご一行はお構い無しに進んでいくのでボトルが買えない。
団体行動はこれだから嫌。
それに周りを見回しても水売ってそうなお店は無いし・・・

ぶつくさ言いながらも、迷子になるのでツアーの列に続いて観光です。
まずは街の入口にある、アウグストスの凱旋門。

紀元前、町が作られたのと同時期にローマ皇帝アウグストスに捧げる凱旋門として
建設されたのだそうです。
そもそもなんでそんな古くに町が作られたかというと・・・(´・ω・`)オボエテナイ
自分が覚えているのは、真北に進めばスイスに抜けるグラン・サン・ベルナール峠があるってこと。
交通の要衝ということですね。(説明がバカでごめんなさい)

教会にやってきました。説明は全部忘れてしまい(汗)
とても古いんだそうです。
   


窓枠は素焼きの陶器でできているという、とてもめずらしい建物。
右側の大きな窓にみえる紋章はどちらかがメディチ家でどちらかがサヴォア家。
いやー、つくづくすみません。全部忘れちゃった~。
サヴォア家はフランスのシャモニあたりも治めていました。確かスイスのほうも
侵略しようとしたけど・・・負けちゃったんですよね(^^;

修復作業のために壁をはがしたら、とても古いフレスコ画が出てきたそうです。
わかりますか?
   

次は土台だけが残るコロッセオ跡。
   

どうして土台だけになっちゃったかというと、街や家を作るのに石が足らなくてここからみんな
持ち出しちゃったんだとか。現在復興作業中だそうです。
しかしまあ、持ってっちゃうなんてね・・・。

次々と旧市街を案内されたんですが、喉の渇きと面倒くささに足取りは重くなるばかり

大聖堂に案内されました。

  
やる気の無さが写真にも・・・斜めってしまった。このころ、マジぐったりで(´д`;

  
マリア様、わたしに休憩をお与えください。

他に歩き回った場所も説明も、何も頭に入らず。観光は疲れるなあ。

街の中をさんざん歩き回って、やっと自由時間になりました。
そしたら、今までのやる気のなさはどこへやら。背筋がシャキーン(`・ω・´)

添乗員さんが
「街の右側は何もありません。左側のほうがお店多いです」と案内してくれましたが。
わたし、どっち行ったと思います?

もっちろん、右側行きましたよ(^w^)うふふふ。

右側に向かってずんずん歩くと、まずは地元の人でごったがえすジェラート屋さんを発見♪

言葉が分からないながらも列に並び、やっとゲットした本場のジェラートです。1.5€。
2種類選べと言われたのでイチゴとレモンにしました。

冷たくて美味しーい。生き返る~。

これは別のお店ですが、こんなふうに混んでいるお店のほうがハズレは少ないみたい。


パン屋さん。イタリアのパンはどうも口に合わず。パサパサなんだもの。

通りから路地に入ってみます。
    

アパートの入口。手すりの装飾がきれい。

表通りのすぐ裏は生活の場所。こういう所のほうが好き。

遺跡めぐりよりこっちのほうが楽しかったです。アハハ。歴史好きのみなさん、ゴメンナサイ。

最後に、この地方の名物料理をご紹介しましょう。
  

ヴァッレ・ダ・アオスタ州特産のフォンティーナチーズという中硬質チーズを
クレープで巻き、さらにフォンティーナチーズを上からもかけてオーブンで焼いた料理。
チーズ好きにはたまらないお料理です。
カロリーのことは、気にしちゃダメですよ(笑)
全身チーズ臭くなりますので覚悟して召し上がれ。

次回はこれだけでも行ってよかった!
フランスのエギーユ・ドゥ・ミディまでおでかけ編です。


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イタリア紀行6~Lago Blu~ [イタリア紀行]

横道に逸れながらもイタリア旅行記を続けます。

残念ながらモンテ・チェルビーノにふられてしまった私達一行。
気をとりなおしてランチです。
気持ちのよい外でいただきました。

お日様さんさん♪

バーベキューはみんなでシェア。すごいボリューム?でもね、これ骨だらけなの。

今回の旅行の大ヒットはこのマチェドニア。果物の味が濃くて美味しい!
  

ナンダ、ケッキョクヤマジャナクテタベモノカイ・・・(´・ω・`)
ま、いいじゃん。おかわり下さーい。・・・あ、無いですか。そうだよね~(^_^;
でも軽く3杯はいけそうでした。

ご飯のあと、ここに連れてきてもらいました。
  

逆さチェルビーノが映るというLago Blu、ブルー湖です。
でもチェルビーノは雲に隠れてしまっているので、当然映っていませんでした。
この湖の色・・・。不思議な青ですね。

 
チェルビーノじゃないところは晴れているのに・・・気難しい山だ。

チェルビーノ観光はこれで終了。次は1時間ほど山を降りて、ヴァッレ・ダ・アオスタ州の
州都、アオスタ観光です。

団体ツアーの「観光」実はとっても苦手。
苦手だけど写真は何故かたくさん撮影。では、予告の一枚。

    

次回はやる気ナシで街をうろうろ。観光編です。


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イタリア紀行5~ブレイユ・チェルビニア [イタリア紀行]

再びイタリア紀行に戻ります。
旅行3日目の朝、バルコニーからみた景色。

この日は早起きでした。

今日は団体行動の日。スイス国境の山、モンテ・チェルビーノ観光です。
モンテ・チェルビーノ。ピンと来ませんね?この名前だと。
でもスイス側の呼び名を言えば分かると思います。スイス側の呼び名はそう、あのマッターホルン。

スイスに何度か行ったことがありますが、実はマッターホルンを見たことはありません。
理由は行くまでにお金がかかるからとか、独立峰は好きじゃないとか、半分意固地になって
マッター谷に行くのを避けている、とかいろいろありまして。
じゃあなんでイタリア側ならいいのよ、って話なんだけど。まあ万事、タイミングね。

バスの車窓からみる山はすっかり雲が取れて、観光への期待が高まります。
クールマイユールからサン・ヴィサンまで高速道路、その後バスは一路スイス国境へ向けて
北へと進路をとり山道を登ります。
標高2,050m、ブレイユ・チェルビニアの村に到着。なのに・・・。

山見えないじゃん!!おまけにフキゲンそうなおじちゃん映ってるし・・・

雲に隠れているところに、チェルビーノのでっかい山塊が見えるはずなのですが。
スイスで意固地になって行かなかったからかなあスイスフラン払わないと見えないの?
うーうー唸りながら、とりあえずはゴンドラに乗って展望台へ。


スキー場で慣れていないとちょっとまごつくゴンドラ乗り場です。ICカードを通して光が点滅してから
ゲートが動きます。慌てないで。
もらった地図とICチケットはこんな感じ。

途中でゴンドラからロープウェイに乗り換え。

乳白色の山上湖。残雪も多くなってきました。
3,480mのプラトー・ローザ展望台に着きました。そして、着いたそこには・・・

あっ!

なんだか、とっても簡単にスイスに入国しちゃったみたい(^_^;
フェレ谷で国境まで行けなくて、センチメンタルに浸ってたのにな~。

何はともあれ、めでたくスイスに来ました。小さく拍手♪
そして目の前にはスイス側、クライン・マッターホルンと万年雪のスキー場が広がっていました。


黒い点が滑っている人です。目を開けているのがつらいほどお天気でした。まぶしい~。


スイス側はとってもよいお天気です。
手前の岩塊の隣に映っている斜め台形?の山はリスカム4,527m。
それにひきかえ、チェルビーノといえば。

見えません・・・。

プラトー・ローザには山の確認用に座標があるのですが、これまったく分かりにくいです。
ツアーのおばちゃん達がリスカムを差して「ユングフラウね~」なんて言ってましたので
即座に訂正しときました。
好きな山なので私も見たかったけど、ベルナーアルプスはここから望むのは無理。
マッターホルンでユングフラウを想う、そんな雑念があってはマッターホルンのご機嫌を
直してもらうのは難しかったみたい。

一時間近くねばったけど、結局チェルビーノ、マッターホルンの雄姿を見ることはできませんでした。
わかったことといえば、この山塊がやたら大きいということだけ。
やっぱり正攻法でツェルマットから来い、ということかしら(←たぶん行かないと思う)
残念ですが、山を降ります。


できたら一日、スキーして過ごしたかったなー


あくまでも、スイスフラン払わないと見せてくれないらしいです。(マッターホルン談←ウソ)

ちなみに、スイス側の玄関口ツェルマットからではこんなに近くに見えないようです。
冬場はプラトー・ローザを挟んでブレイユ・チェルビニア~ツェルマットの国境越えスキーもできます。

はじめてのマッターホルンは残念ながら雲の中でした。
まあこんなこともあります。ツアーバスは山を降り、次の観光へ向かいました。
続く。


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